認知行動療法とは、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知というのは、ものの受け取り方や考え方のことを指します。
医師による指示が必要な為、一度外来受診してください。
集団認知行動療法とは
ストレスを感じると悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいったり、しんどい気持ちが続いたりします。
認知行動療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
悲観的になりすぎず、かといって楽観的にもなりすぎず、ほどよく現実的でしなやかな考え方をみつけていく作業を行っていきます。
当院では認知行動療法を集団で実施しております。集団で行うことによって自分の意見を周りと共有したり、周りの意見から気づきを得ることができます。
主な対象
- うつ病や不安障害(パニック障害、社交不安障害など)、摂食障害、不眠症などの精神疾患の方
- 休職中で職場復帰に向けて不安のある方・・・など
健康な状態を保つため、また再発を繰り返さないようにするためなど、予防的な効果も期待できます。
ご利用条件
- 病状がある程度安定している方
- 短時間の外出ができる方
- 生活リズムがある程度整っている方
- 精神科に通院している場合は、主治医の承諾を得ている方
(利用期間中は当院への転院が必要になります)
ご利用の流れ
- お電話での申し込みTel072-696-8139
- 当クリニック医師の診察を受けていただきます。
- 担当スタッフとの事前面談※利用規約の確認など
- プログラムの利用開始
プログラム内容
月替わりでプログラム内容が変わります。途中からの参加も可能です。約2ヶ月で全プログラム完了
★実施日等についてはお電話でご確認ください
- 認知の歪みとは?~自分の考え方のクセを知る~
- 再認知構成法:バランスのよい考え方の練習
- 階層的認知:自分の思い込みやルールを探る
- アサーショントレーニング(自己主張訓練):自分の思いを伝える
費用
- 保険適用で行なっております。(3割負担で1回につき1,270円)
- 自立支援医療(精神通院)もご利用できます。